想い

omoi00

空城さくら亭オープンへの想い

omoi01

この地域の良さを多くの人に知ってもらいたい、そして地域の活性につなげたい、そういう想いで空城さくら亭をオープンさせました。

さくら亭をオープンさせようと思ったのは、この古民家が空き家バンクに登録された事がきっかけでした。

ここは桜の名所として、地元の人なら誰もが知る場所。満開の時期には遠方から観光バスもやってくるような、「山奥の秘境」的なロマンある場所だったんです。そこの持ち主の方が高齢のため、維持が難しくなって空き家バンクに出されたという背景です。

omoi02

しかし、このクラスの古民家を維持するのは一般の人にとっては並大抵の事ではありません。修繕の技能や知識、コスト、さらには豪雪に対しての備えも不可欠です。

空き家バンクで一般の方、特に都市部の方が何となく引き継いでしまった場合、結果的には地域の名所が廃れてしまう事になりかねない。そう考え、自分たちで立て直し、かつ観光価値、情報発信価値のある場所として生まれ変わらせようと決意しました。

この辺りは標高も高く、豪雪地帯なので人口の流出が止まりません。

ただ、自然の景観や環境はとても素晴らしい。

そこを知って欲しく、ここに集まって欲しく、だから地元に強くこだわりながら空城さくら亭をオープンさせたいと思ったんです。

omoi03

建物の改修や庭園の再生など、かなり大掛かりな作業になりましたが、全て地元の職人さんや工務店さん達の協力のおかげで素晴らしい仕上がりになっています。

もちろん食材も地元のものにこだわりました。会席料理は長年修行を積んだのちに芸北に戻ってきた熟練の料理人によるもの。手作りケーキもこの近くの若いお菓子職人さんが腕を振るう、完全に地元産。水はもちろん苅尾山(臥龍山)の伏流水を汲み上げて使っています。

協力いただいた多くの方たちや、地元の地域全体への恩返しとして空城さくら亭を発展させ、芸北エリアの活性化につながればと思っています。そしてご来店いただいた方々が日常を忘れ、心から満たされてくつろげる、そんな場所としてご愛顧頂ければこの上ない喜びだと思っています。

今後のビジョン

026

会席料理のお店としてのオープンはあくまでスタートです。
今後は足湯~温泉、宿泊までできるよう、どんどん拡張していきたいと思っています。

温泉に関しては初期投資もかなり必要になってきますが、このあたりはとてもいい温泉脈が通っているらしく、需要も少なくないように思えます。

むしろ、新たな需要が掘り起こせれば楽しいですし、スキーの帰りに足湯とか温泉、しかも古民家ですから雰囲気的にも経験的にも付加価値はとても高いですよね。茶室や蔵が空いているので、そのスペースをうまく使えないかと考察中です。

宿泊に関しても、温泉とセットで進めていきたいですね。春や秋であれば行楽の拠点にもなりますし、冬場であってもスキーやスノーボードでこの辺りを訪れる方に、「リゾート以外の提案」として北広島町の魅力をお伝えできると思っています。

空城さくら亭の発展によって人の流れが変わり、人が集まり、人が移ってくる、帰ってくる・・・、
そんな地域の創生に繋げられれば最高ですね。

ヒラト産業株式会社
代表取締役社長 片桐義洋